第39回 全国書き初め展覧会 実施要項

本会では、文部科学省の学習指導要領に基づいた書写教育の普及に寄与することを目的とし、全国コンクールおよび展覧会を開催致しております。
本展覧会は、夢と希望に胸を膨らます新年に「文字を書く喜び」を感じながら、皆さんが練習を重ねた最上の書写書道の作品を出品していただく展覧会です。
実施要項の内容をご覧いただき多くのご出品をお待ちしております。

【実施要項】

1)行事名 第39回 全国書き初め展覧会
2)目 的 文部科学省の学習指導要領に基づいた書写共育の普及に寄与すること
3)主 催 一般社団法人 全国書写書道教育振興会
4)後 援 文部科学省・東京都教育委員会・全国連合小学校長会・全日本中学校長会・全国高等学校長協会・(一社)日本パソコン能力検定委員会
5)出品締切 2024年1月17日(水)消印有効
6)出品資格 幼児、小学生、中学生、高校生、学生、一般
※高校生を超え一般ではない学生の方を所属、在学年に関わらず全て「学生」とします。
7)出品料

  • 【出品数11点以上の団体】:出品前に団体の出品方法を必ずご確認ください
  • 《半切》(全年齢一律)1点1,600円
  • 《硬筆/毛筆の半切以外》(幼児〜中学生)1点770円 (高校生・学生・一般)1点1,100円
  • 【出品数10点以下の団体】
  • 《硬筆/毛筆》年齢、作品サイズに関係なく 1点 2,420円
  • 【個人】:出品前に個人の出品方法を必ずご確認ください
  • 《硬筆/毛筆》年齢、作品サイズに関係なく 1点 2,420円
8)出品規定
  • 【課題】
  • 文部科学省の学習指導要領に基づいた語句(高校生以上は文字を主体とする課題であれば自由)
  • 《硬筆》参考課題相当、規定用紙枠におさまる文字数
  • 《毛筆》上記に準ずる新年にふさわしい語句(縦書きに限る)
  • 【出品点数】
  • 1人各部門1点(1人の方が1つの部門に複数点出品できません)
  • 【用紙】
  • 《硬筆》規定用紙を使用すること(出品時はA5サイズで提出)
  • 《毛筆》最大サイズを半切サイズ(縦約136cm × 34.5cm)としそれより小さいサイズなら用紙は自由。
  • 【筆記用具】
  • 《硬筆》
  • 幼児・小学生:鉛筆(B,2B,3B程度)
  • 【作品記名】
  • 《幼児~中学生》作品左側に学年・氏名を自署すること。(硬筆は用紙左枠内に自署)
  • ※幼児は名のみでも可 記入例:よう、小四、六年、中一
  • 《高校生以上》作品に応じて記名。署名必須。印のみは不可。
  • 【書体】
  • 中学生:楷書または行書
  • 高校生以上:楷書・行書・草書・篆書・隷書
  • 硬筆、毛筆とも用紙の色は「白色」。毛筆の墨色は「黒色」に限る※高校生以上の仮名作品については、淡色紙、薄墨の使用可。
  • 出品票は作品の左下に貼付。
  • 高校生以上の毛筆は作品内容の作成説明書を作成すること。(別紙参照
  • 作品はすべて未発表のものに限る。
  • 出品作品は努めて保護いたしますが、不慮の事故による損傷にはその責任を負いません。
  • 出品された著作権は主催者側に帰属し、作品返却はいたしません。ただし、結果発表後、作品加工の申し込み(有料)をされた作品は記念品としてご返却いたします。なお、作品加工の申込みのない返却には対応いたしません。
  • 本会では奨励のため、成績優秀者の作品・氏名などを本会HP および受賞者名簿にて掲載・発表します。(掲載拒否作品を除く)※個人情報保護ポリシーについては本会のHP をご覧ください。
  • 海外から出品された場合、「賞品・賞状」をお送りする際の荷造送料は、実費の半額ご負担いただきます。
  • 複数団体から同じ部門への同一人の出品はできません。例:書塾と学校から硬筆の部への出品は不可
  • 出品方法の不備及び、書類記入不備は審査対象外とします。
  • 個人出品は日本国内からのご応募に限らせていただきます。
9)参考課題 下記の表参照 ※参考課題以外の課題でも出品可能です。
ダウンロードしてお使いいただけます→■こちらをクリック■

参考課題一覧表

学年 課題
年中以下 あそび
年長 おともだち
小1 やさしいこころをもとう
小2 明るい元気な子になろう
小3 友達の気持ちがわかる子になりたい。
小4 おたがいに、よい友だちを持つことは大切です。
小5 わたしたちは、毎日いろいろな経験を重ねながら生活しています。
小6 友達と仲良く信頼しあい、助けあっていくことは最も大切です。
中学 生命の尊さを理解し、思いやりの心を持って接することが友情を深めます。
高校・学生 無二の親友は、互いの人格を尊重し、助け合い励まし合う信頼と友情から生まれます。
一般 鉄が使わないと錆びるように、流れない水は腐り、冷えれば凍ってしまう。我々の知性も使わなければ衰えてしまう。
参考課題手本・規定用紙 次にあるいずれかの方法でご用意ください
(1)事務局より購入
(2)本会ホームページよりダウンロード
(3)コピー

●ご出品の前に●
「個人出品ページ」をご確認のうえ必要書類をダウンロードしてお使いください。
個人出品ページヘ


●出品方法●
① 出品票に必要事項を記入する(団体番号・作品番号の記入は不要)
② 出品する作品すべての作品左下に、のりで出品票を貼る(液状のりで貼ってください。テープのりは使用不可。)
③ 出品申込書に必要事項を記入する
④ 出品料を振り込み、受領証または明細書のコピーを出品申込書に貼る
※口座間送金の場合は、出品者名で処理を行い送金日を記入すること。
※振替用紙をお持ちでない場合は、郵便局にある備え付けの振替用紙をご利用ください。
⑤ 作品と出品申込書を送る



  • 団体出品の方(事前に団体登録番号が必要です。問い合わせフォームよりお知らせください)
  • 団体出品は学校・幼稚園・保育園・塾等を対象とします。10点以下でも団体でご出品できますが、出品料は個人出品と同額となります。

    ●出品方法● ① 出品票に必要事項を記入する(楷書でていねいにご記入ください) ② 出品する作品すべての作品左下に、のりで出品票を貼る(液状のりで貼ってください。テープのりは使用不可。) ③ 作品のまとめ方 事前に審査をする場合  → 作品を成績順(よい順)にならべ作品番号を記入する 事前に審査をしない場合 → 作品を学年順(小さい順)にならべ作品番号は記入しない

    注)作品を並べるときは「硬筆の部」「毛筆の部」を別々に並べてください。 ④ 出品申込書に必要事項を記入する ⑤ 出品料を振り込み、受領証または明細書のコピーを出品申込書に貼る(振込は出品点数が決定した後にお願いいたします) ※口座間送金の場合は送金日を記入すること ※振替用紙をお持ちでない場合は、郵便局にある備え付けの振替用紙をご利用ください。 ⑥ 作品と出品申込書を送る

※2023年11月下旬より、『全書会クラウド』をオープンいたします。出品票の作成や出品手続き・お支払いまでをオンラインでお手続きいただけます。
全書会クラウドサイトこちらから→クラウドヘ

◆ 審 査
文部科学省の学習指導要領に基づき、本展覧会の目的・審査基準に沿って手書き文字を主体とした審査を行う。

 

審査段階 審査実施者 審査内容
事前審査 団体責任者・指導者 部門ごと作品を成績の良い順に並べて提出する。
※事前審査の成績順位が審査会において尊重されます。事前審査は任意です。
二次審査 大会審査委員 誤字・脱字・規定違反などをチェックし、事前審査を参考に上位賞候補を選ぶ。
中央審査 中央審査委員 上位賞の再審査。学年別に審査し、特別賞を決定する。

●作品送付先

〒198-0036 東京都青梅市河辺町10−14−12 (一社)全書会 宛
※『第39回全国書き初め展覧会作品在中』と明記してください。

●出品料などお振込み先

【郵便振込口座】記号番号:00120-585989/加入者名:一般社団法人 全書会
【銀行振込口座】ゆうちょ銀行/種別:当座/支店名:0一九店(ぜろ・いち・きゅう・てん)/口座番号:585989 一般社団法人 全書会
◆ 結果発表・賞状・賞品の発送 2024年3月上旬(予定)
◆ 褒賞 出品者全員に賞状・賞品を授与
(特別賞A)文部科学大臣賞・特別名誉大賞・学年優勝杯・記念特別大賞・全書会会長賞・日本書き初め特別大賞・日本書き初め大賞・日本書き初め準大賞・全書会賞・審査委員会賞

(特別賞B)特別教育奨励賞・優秀特選
(本賞)特選・入選
◆ 展覧会 【ネット展】2024年3月上旬 特別賞A入賞作品を公開します
【第3回 全書会展】2023年3月25日(土)から3月31日(金)東京都美術館 LB階 第4公募展示室 推薦作品を対象とした展覧会を開催いたします(観覧無料)
◆ 審査基準について
  1. 誤字脱字がないか
  2. 筆順正しく丁寧に書かれているか
  3. 文字の中心が揃っているか
  4. とめ・はね・はらいに留意し、基本点画(縦画・横画・点・折れ・払い・はね・まがり・そりの書き方等も含む)に注意して正しく書かれているか
  5. 点画の接し方、交わり方、方向などの習熟度
  6. 様々な部首の書き方と文字の組み合わせ方の習熟度
  7. 文字の形、大きさ、中心の取り方、配列、漢字と仮名及び作品全体のバランスなどの習熟度(余白は重要なポイント)
  8. 大小の漢字及び仮名文字を理解して書いているか
  9. 硬筆用具の特性の生かし方、毛筆における筆づかいの習熟度
  10. 作品の取り扱い方(汚れ・破れ・折れなど)
  11. 学年に相応しい課題・書体であるか(小学生が行書作品を書くなど不可)
  12. 学年・氏名がしっかり書けているか
  13. 出品規定に沿った作品であるか
  14. 手本などを写して書いていないか
  15. なぞって(二度書きなど)いないか

【主に高校生以上を対象にした基準】

  1. 用具用材の特性の活かし方
  2. 毛筆における墨の濃淡・潤渇などの生かし方
  3. 本文と落款(署名)とのバランス及び余白
  4. 本文と印とのバランス
  5. 印の押し方・位置
  6. 作品全体の構成